調査は、本物の木材を使った部屋と、見た目は木に見えるものの、実際には木目柄のビニルクロスを使用したプラスチック系の部屋を用意し、被験者にはその違いを知らせずに、睡眠や作業をしてもらう形式で行われました。その際、睡眠の質、作業効率、脳波、血圧などを測定し、環境の違いが人に与える影響を比較しています。(実験は九州大学
伊都キャンパス内で実施されています。)
詳細な結果は上記の専門サイトをご参照いただきたいのですが、木から発せられる揮発性成分(香り成分)が、結果の違いに大きく関係していると考えられています。いわば「アロマ効果」のようなものです。
ただし、こうした香り成分の量は、木材の乾燥方法によって大きく異なります。一般的に、100〜120℃の高温で乾燥すると、木が本来持つ香り成分は損なわれてしまいます。
当社エコ商品事業部では、建築部門で培った技術と知見を活かし、ノベルティ・グッズにも「本物の木の良さ」を活かすべく、木材加工にこだわっています。その一例が「真空乾燥」です。通常、木材は乾燥させなければ加工できませんが、高温ではなく、真空状態で約50℃という低温で乾燥させることで、木材に余計なストレスを与えず、自然の香り成分をできるだけ保ち、木材の乾燥を行います。
このような手間を惜しまない加工により、木が本来持つアロマ効果をそのまま木製ノベルティ・木製グッズとしてお届けできるのです。ご興味のある方は、ぜひ一度、当社のノベルティ・グッズをお試しください。
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