木は生き物で、とても繊細な材料です。特に杉は加工が難しく、今まで木工製品での用途は避けられてました。しかし国産材の多くは杉です。杉は、加工は困難ですが、赤身があり人々に温もりを与える木材です。弊社では、この国産材杉の木工製品を実現するために、以下の設備を導入いたしました。これによって、デジタル写真データを木彫りしたり、表彰状のきめ細やかなフレームを加工したり、時計に特別な文字・ロゴを加工する事によって、記念時計を製作する事が可能となりました。株式会社トライ・ウッドは、前述の最先端設備を活用し、世界に1しか存在しない特別なグッズを国産材で提供いたします。
木彫り写真
表彰状
時計
記念盾
高周波接着機では、杉板(ラミナー材)の側面を接着する事によって大きなパネルを作成する事ができます。例えば、これによって、色合いや節の少ない記念品として使用できる素材を提供する事ができます。通常は、住宅用の建材を製造する機械できすが弊社では、木工製品用の部材を製造する際にも活用しています。下図の材料が表彰状・記念品の基材となります。
ワークサイズ600x1,000(mm)プラス縦横両方向貫通可能で、木材供給方向も前後左右どの向きからも可能なため様々なサイズのレーザー加工も可能です。レーザー発振器の出力も60Wあり貫通力が高まり機械には精密リニアガイドを使用し、高い機械剛性とレーザー加工機の命とも言える光軸の安定度が高く高精度な加工が実現できます。これによって、今まで実現できなかった精微なデザインの加工(印字・彫刻・切断)を実現する事ができるようになりました。
NCルーター加工機は刃物で板材を自由に加工することができます。レーザー加工機では作れない様々な形状の面取り加工・内面掘加工が自由にできます。この機械1台で、荒切、仕上げ、溝突き、深さ方向止め加工、ルーター加工、立体曲面の加工、ボーリング加工、彫刻等複雑な加工を行う事ができます。また、切削面は美しい切削肌を得る事ができサンディング仕上げを大幅に短縮する事ができます。NCルーター加工機は刃物で加工するのに比べレーザー加工機はレーザー光線で切断する事から通常5mm以下の厚さまでした対応できません。